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異所性蒙古斑 お子さんのからだに黒い(青い)アザありますか?

こんにちは 院長の萩原です。

国内で承認されているルビーレーザーを8月に導入いたしました。

美容でのシミ取りのメニューも増えたのですが、大事なのは「国内承認」というところ。

安全性がしっかり担保されているので、保険治療にも使えます。

 

さて、今回は異所性蒙古斑についてお話しします。

蒙古斑は生後1週から1ヶ月ころまでに出現する、お尻や背中の下部にみられる青いシミです。

日本人のほぼ全員に出現しますが、通常は小学校入学前までには自然と消失します。

通常の部位以外にみられるものを異所性蒙古斑といい、これも中には成長とともに消失するものもあるのですが

数が多かったり、色が濃いものだったり、大きいものだったりする場合は、シミが残りやすいといわれています。

異所性蒙古斑は、基本的にレーザーで治療を行います。

お子さんに見つかった場合、そのまま消失を待っても良いのですが、

青いシミの原因であるメラノサイト(色素細胞)は真皮という皮膚の深いところにあるので、皮膚が薄い子どものうちにレーザーを照射する方が、シミに対する治療効果が高いのです。

悩ましいところですが、

① 保険適応で治療可能(横浜市在住ならば、基本的には小児は治療費が無料になります)

②レーザー治療は非常に安全な治療方法(やけどや色素脱失などのリスクはありますが、トラブルは滅多に起きません)

③成長してからだと、効果が出なかったり、照射回数が増える可能性

そういったことから、積極的に赤ちゃんのうちから、レーザー治療をしても良いと思います。

 

治療を希望される場合は、ぜひ早めにご相談くださいね。